令和5年1月に息子を助産院で出産した時のレポートになります。
私は妊娠してからすぐつわりで2,3か月はしんどくて何もする気になれない中、
妊婦健診では「どこで出産するか、はやく決めといてくださいね~!」とせかされ、
もうなんでもいいや・・・となんとなくで決めた助産院でしたが、結果的には大正解でした!
この記事では私目線で助産院の良かった点、メリット、デメリット等を書いています。
少しでも助産院で出産を検討されている方の参考になればと思います。
①助産院見学について
②中期~後期の妊婦健診について
③安産のための体づくり、呼吸法について
④陣痛~入院、出産について
⑤産後、赤ちゃんとの入院について
長くなる為記事を分けています。
この記事は①助産院見学についての内容を書いています。
助産院の見学
妊娠が発覚して、初期~中期の妊婦健診は家の近くの産婦人科に通っていました。
つわりがひどく、スマホの画面もまともに見ることができず(酔って吐くため)
なにも考えることができなかった時、夫の知り合いが助産院で出産したという話を聞きました。
当時は全くイメージがつきませんでしたが「会陰切開」のないお産ができると有名な助産院でした。
要は大きな病院だと出産時に赤ちゃんが通りやすいようにおまたをメスで切開するのが普通ですが、助産院はそれをしないから体に傷がつかず、産後の回復がとても早いのです。
当時それを聞いた私はかなり半信半疑でした。
物理的にそもそも切らないと赤ちゃん通れなくない・・・?と。
股を切らずして10㎝の頭がでてくるわけがない。と思っていました。
ですが当時はつわりで心身共に衰退していたので、
見学にいって大きな問題がなければもうそこで決めよう。
そんな投げやりな感覚で見学の予約を取りました。
見学に行くと…
想像していた病院のイメージとはかけ離れたアットホームな助産院でした。
健診ルームと入院部屋を見せてもらいましたが、
健診ルームもシンプルで落ち着くかんじ。
入院部屋は個室で、実家住みの大学生の家かな?ってぐらい普通の部屋でした。
見学の後は出産費用や入院の流れについて、
聞きたいことはひと通り聞けました。
私は1番気になっていた会陰切開なしのお産について、疑っていることを正直に告げましたw
すると、女性の骨盤の模型を使用しながら丁寧に解説して頂きました。
簡潔に説明すると、
女性のお股はゴムのように伸びる性質があるそうで、ゆっくり時間をかけながら開いていくことで切らずとも赤ちゃんを通すことが出来るのだそうです。
病院では1人のお産をできるだけ短時間で済ませられるように切開するのが主流だけど、
助産院では呼吸法と助産師さんの技を使いながらゆっくりゆっくり赤ちゃんを下ろしていくそうです。
ただその分陣痛の時間は病院より1~2時間長くなるよ。とのことでした。
たしかに、多少陣痛の時間が伸びても体の回復が早い方が絶対良いですよね。
その時初めてお産についてリアルに想像することができました。
その後も丁寧に対応して頂き、
気づくと帰りの車内で夫に「助産院で産むわ!」と宣言していました。
夫も好印象だったようで、すんなり決定しました。
なにより助産師さんが知識豊富で素晴らしい方だったのが決め手でした。
次の日に早速連絡させて頂き、出産入院の予約をしたのでした。
通っていた産婦人科にもさっそく電話し、産院が決まった旨を伝えました。
助産院では、もし赤ちゃんやママが危険な状態になっても手術ができません。
その為必ず大きな病院と提携して何かあった際にいつでも搬送ができるようになっています。
産婦人科に確認したところ、まず提携先の大きな病院で中期の検査を受け、
健康に問題がないことを確認してから助産院で妊婦健診が受けられます、とのことでしたので、まず提携先の病院の紹介状を書いてもらうことになりました。
結局私は妊娠中3つの病院をハシゴすることになり、そこに関してはちょっと面倒くさかったなと思っています。
次回、中期~後期の妊婦健診について書きます。
グループ参加させていただきました!
よろしくお願いします。